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 全国を歩きながら、がんと診断された「がんサバイバー」への支援を呼びかける「全国縦断がんサバイバー支援ウォーク」に挑戦中の日本対がん協会長の垣添忠生さん(77)が4日、山形県立中央病院(山形市青柳)を訪れた。午後1時ごろ、大きなリュックを背負って歩いてきた垣添さんを、正面玄関に並んだ50人あまりの病院関係者らが拍手で迎えた。その後、細矢貴亮院長や患者会のメンバーらと意見交換した。

 国内では年間に約100万人ががんと診断されるが、今では6割以上が克服して社会復帰しているという。垣添さんは「がんは誰もがかかる可能性のある病気。『がん=死』というイメージを変えることで、不安や恐怖を感じずに暮らせる世の中にしていこう」と呼びかけた。

 垣添さんは、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)の総長を務め、自らも大腸がんと腎臓がんを経験した。2月に福岡県を出発した垣添さんは全国27都道府県の32病院を訪れる予定で、同病院は28カ所目。7月に北海道でのゴールを目指す。(西田理人)