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 日本勢のメダルラッシュに沸いた今月3日のボルダリング・ワールドカップ(W杯)第5戦・東京大会。野口啓代(Team au)、野中生萌(同)の日本勢がワンツーフィニッシュを決めた女子決勝で、もう一人、世界に存在感を示した16歳がいる。日本代表最年少、6位に食い込んだ伊藤ふたば(同)だ。今季からW杯に戦い始めた高校1年生は、順調に成長曲線を描いている。

 日本は国別W杯ランキングでスロベニアやフランスなどの強豪を抑え、4年連続1位に輝く最強国だ。

 伊藤はその厚い層を突き破るように昨季、史上最年少の14歳でジャパンカップを制した。野口、野中らを抑え、名実ともに日本一の座をつかんだが、昨季までは年齢規定でW杯への出場がかなわなかった。

 W杯デビューとなった4月のスイスでの開幕戦ではつまずいた。伊藤は、予選の5課題中二つしか完登できず、27位に沈んだ。大会前に掲げた「(上位20人の)準決勝には進みたい」という目標も遠く、「初めてのW杯で圧倒された部分があった」と振り返った。

 経験したことのない雰囲気に戸惑ったという。「(課題の)レベルが高いのはもちろん、全員が本当に『絶対に準決勝、決勝に行く』っていう気持ちがすごく強い。ユースの時とは全然違う……」

 ただ、厳しい環境にもすぐに順応できるのが、10代の強み。第2戦のロシア大会では、予選5課題中四つをクリアし、準決勝進出。上位6人による決勝には届かなかったが、8位に食い込んでみせた。

 そして、記憶に新しい週末の東…

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