早川一光さん(はやかわ・かずてる=医師)が2日、京都市右京区の自宅で死去、94歳。密葬は近親者で営まれた。葬儀は故人の遺志で行わない。

 京都・西陣で、堀川病院(京都市上京区)の前身となる住民出資の診療所を創設。在宅医療に力を入れた。路地裏で医療に尽くしたことから「わらじ医者」と呼ばれた。「呆(ぼ)け老人をかかえる家族の会」(現認知症の人と家族の会)の80年の設立に関わった。14年に多発性骨髄腫が見つかり、自宅で闘病生活を送っていた。著書に「畳の上で死にたい」。