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 埼玉県熊谷市は、ふるさと納税の返礼品に、同市の熊谷総合病院にある最新の「PET―CT」装置を使ったがんドックを新たに加えた。PET―CT検診をふるさと納税の返礼品にするのは県内初だという。

 がんドックは、寄付金額に応じて4コースを用意した。どのコースにもPET―CT検診がつく。

 寄付金30万円でPET―CT検診(所要約2・5時間、8万6千円相当)。同45万円で基本コースと呼ばれる、腫瘍(しゅよう)マーカーなどを加えた検査(約3・5時間、12万9千円相当)。同53万円で推奨コースと呼ばれる、頭部MRI・MRA検査などを加えた検査(約4時間、15万1千円相当)。同70万円でプレミアムコースと呼ばれる、全身を調べる検査(1泊2日でホテル泊、20万円相当)となる。

 同病院は7月2日、敷地内に最新医療機器を導入した「PET総合検診棟」を開設する。地域貢献の一つとして予防医療検診の普及を目的に、市にPET―CTがん検診を提案した。富岡清市長は「税収増だけでなく、市内の医療態勢の充実にもつながる」。同病院は「大学病院にひけをとらない、高度先進医療を熊谷で確立させていきたい」と語った。

 市企画課によると、現在の市のふるさと納税の返礼品は48品目。昨年度は731件1726万1千円の寄付があった。今年度(5月28日現在)は57件145万円となっている。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(田中正一)