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 呼吸を確保するために気管を切開して入れたチューブが、外れたり気管以外に誤って入ったりして患者が死亡した事例が、全国の医療機関で約2年半で7例あったと、日本医療安全調査機構が5日、発表した。同機構は「切開後約2週間はチューブの逸脱などが起こりやすい」として、問題がなければ交換を控えるよう注意を呼びかけている。

 死亡事例は1例を除いて切開後2週間以内に起きていた。同機構は、切開した穴が安定するまでに約2週間かかることから、それまではチューブが外れたり、目的と違う場所に入りやすかったりすることを、医療従事者は認識すべきだとした。(姫野直行)