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 NBA(米プロバスケットボール)の元スター選手で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と親友でもあるデニス・ロッドマン氏(57)が、6月12日に開かれる米朝首脳会談に合わせて、開催地のシンガポールを訪れる可能性がある、と米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)が5日報じた。

 同紙によると、会談日の前日にシンガポールに入る可能性があるという。ある情報筋は「ロッドマンの存在をどう考えようが問題でない。確かなことは、巨大な視聴率を出すということだ」と語った。ただ、代理人は「ロッドマン氏は首脳会談について話しているが、最終的な決定はなされていない」と話している。

 ロッドマン氏は1980~90年代にシカゴ・ブルズなどで活躍し、7年連続のリバウンド王に輝き、5回の優勝に導いた。一方で、全身のタトゥーや、頭髪の色を毎試合のように変えるほか、コート内外で問題を起こすなど「問題児」としても知られた。

 引退後の2013年から、少年時代にNBAファンだった金正恩氏と親交を深め、これまで北朝鮮に5回訪問。トランプ氏の支持者とも言われている。

 ロッドマン氏は4月のインタビューで、昨年の金正恩氏の誕生日に、トランプ氏の自伝「アート・オブ・ザ・ディール」を贈ったことを明かし、「その本を読んで、金正恩氏はトランプ氏のことを理解した。2人はとても似ている」などと語っていた。(ワシントン=土佐茂生)