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 1976年春の選抜大会で優勝、夏も甲子園に出場した崇徳。秋のドラフトでは4人が指名され、「スター軍団」の異名をとるほど投打に実力者がそろっていた。自由奔放だった選手たちを団結させたのは、連覇が懸かる夏の一戦だった。

 「サインください」「写真撮って!」

 春の選抜大会で優勝した数日後、男子校の崇徳のグラウンドに若い女性が押しかけた。広島商と広陵がしのぎを削っていた当時、崇徳も、その一角に名乗りを上げた。選抜を制し、周囲の注目も一層高まった。

 環境の激変で、思春期の少年た…

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