拡大する写真・図版 会談に乗り出した事情は?

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 歴代大統領は部下たちの意見に耳を傾けすぎたから失敗をしたんだ。私は自分の考えでやる――。

 3月8日、米ホワイトハウスの大統領執務室。トランプ大統領はマティス国防長官や当時のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)らにこう言ったという。訪問していた韓国政府高官から、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談したいとの意向が伝えられ「良いだろう。会おう」と快諾した直後だった。

 このやりとりを知る米韓政府関係者によると、この場にいたマティス氏らは首脳会談に「時期尚早だ」と慎重論を唱えたが、トランプ氏は聞く耳を持たなかったという。

 トランプ氏は5月22日、ホワイトハウスで韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領を横に座らせたまま、「取引がうまくいくかどうかなんて、誰にも分からない。それが取引なんだ」と持論を展開した。「100%確実なことなんて、取引では起きない。チャンスがない取引は、時によくあるものなんだ。私はこれまで多くの取引をしてきた。誰よりも取引が何たるかを分かっている」

 「ディール(取引)・メーカー」としての自信を隠さないトランプ氏。周到な交渉や過去の積み上げを嫌い、よく言えば素早い決断で、一方で「行き当たりばったり」とも批判される。その外交手腕はいまなお不透明だ。

 米政府関係者によると、トラン…

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