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 神戸製鋼所によるアルミや銅製品の品質データ改ざん問題をめぐり、東京地検特捜部などの捜索を受けた製造工場の元幹部らが朝日新聞の取材に応じ、改ざんの手法や動機など不正の実態を証言した。「不正が続いて感覚がまひしていた」と語るなど、各工場では改ざんが常態化していたとみられ、特捜部などが解明を進めている。

 関係者によると、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で捜索を受けた工場は長府(山口県下関市)、真岡(栃木県真岡市)、大安(三重県いなべ市)の3製造所。いずれもアルミ・銅製品のデータ改ざんの中心となっていた。

 このうち、自動車部品などを作る長府製造所の銅板工場で、十数年前に幹部だった元社員の60代男性は5月下旬、取材に対し「自分たちの時代に『不正をやめよう』と声を上げるべきだった」と後悔を口にした。

 同工場では、銅板の硬さや耐熱性が、検査で顧客が求める数値に満たなかった場合、「検査情報連絡書」が品質保証室に届く仕組みだった。スクラップ処理などをする決まりになっていたが、男性は現役社員だった2000年代まで、要求する数値に届いたように手でデータを書き換えていた。検査自体をせずに、データを捏造(ねつぞう)したこともあったという。

 男性は「納期を守れなかったら…

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