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 群馬県太田市の市役所1階ロビーで市民グループ「レッツ!ロビー」(石井陽子会長)が月2、3回無料で開いているロビー演奏会が20周年を迎え、6日、記念コンサートがあった。同市出身で伊ミラノ在住のソプラノ歌手、小林章(ふみ)子さんらの洗練されたステージが、約250人の来場者を魅了した。

 小林さんは、国立音楽大元教授のフルート奏者立川和男さん、ピアニスト高島理佐さんの演奏で、「おお、春よ」などを披露。他に「夏の思い出」などを聴衆と共に歌い、アンコールには「宵待草」で応えた。

 小林さんの同級生仲間と訪れた牛久千恵子さんは「気軽にふらっと立ち寄り生の演奏を聴けるのは素敵」。ピアノ教師の女性(46)は「フルートの難曲を涼しい顔でサラリと吹いていたのはさすが。ピアノもよかった」とたたえた。

 20年前の6月5日が初演奏で、この日が583回目。石井会長は「クラシックを中心にやってきたのが良かったと思う」と話す。(長田寿夫)