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 「京都、盆地だから夏、暑いよね……」「はい、暑いです……」。正直、その通りです。

 でも、祇園祭がモチベーションの一つとなり、私は夏でも必ず行きます。そして、「もう、夏はこりごり。参った……」と思ったことは一度もありません。「暑さを味方にして楽しむべし!」。京都の魅力は「夏と冬」にあると毎回、思います。

 とは言え、炎天下の京都。己の体力と行き先、時間帯をよくよく考えて行程を組みます。それでも「休憩! 体を冷やせ!」と動物的な危険信号が出て、「潤い」を求め、店のドアを開け、クーラーの利いたヒンヤリとした室内に逃げ込む。

 その快適な環境で食べる「涼味」のうまいこと、うまいこと。のどをスーッと、明らかに温度の異なるものが食道を流れていく涼感。「ああ、生き返る」とは、あの瞬間の体の「冷却」なのでしょう。

 夏でもホットコーヒー派の私が、京都では「冷味」に目がありません。ということで、京都で味わう涼感の逸品をお届けします。

店問わず、看板あれば、どこでも飲む「冷やし飴」

 「冷やし飴(あめ)」の食文化圏は、どこから、どこまででしょうか? 関東の方にはなじみがないと思いますが、関西ではおなじみの「冷やし飴」。水あめを溶いて、ショウガのしぼり汁を混ぜ、キンキンに冷やした飲み物です。

 自動販売機用の「冷やし飴」を製造販売しているメーカーの多くが西日本のようですから、やはり関西圏の飲料なのでしょう。

 私は自販機で買ったことはありませんが、普通の家?元店舗?の軒先で「冷やし飴あります」の文字を見かけると「1杯、くださ~い」と叫んでしまいます。たいてい100円か200円です。

 「飲み終わったら、コップ、ここに置いといて」と、まるで近所の会話。京都の町には、ちらほら、こうした何かのお商売の片手間に?「我が家の冷やし飴」を提供してくださるところがあります。

 甘さやショウガの加減が、家々で異なり、その味わいが、京都人の愛情そのもの。子供たちの夏の飲み物として親しまれていることがうかがい知れます。

 炎天下を歩いていると、この「…

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