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 シェアハウス融資で不正が発覚したスルガ銀行(静岡県沼津市)は6日、先月15日に公表済みの2018年3月期決算を訂正し、純利益は前回公表の210億円から3分の1の69億円に激減した。一連の不正で不動産投資向け融資全般で焦げ付きのリスクが高まり、貸し倒れ引当金を203億円も積み増した。決算発表から1カ月も経たないうちに訂正するのは異例だ。

 同行は「シェアハウス以外の投資用不動産融資でもシェアハウスと類似のリスクを検討し、保守的に(回収可能性を)見積もった」としている。

 前回公表時点の貸し倒れ引当金は384億円だったが訂正後は587億円に急増。シェアハウス関連の引当金を372億円から420億円に、それ以外の不動産投資向けなどの引当金は12億円から167億円へ大幅に積み増し、純利益は急減。前回は17年3月期比では半減だったが、訂正後は83・6%減となった。

 スルガ銀は近年シェアハウスや…

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