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 世界遺産へのアクセスを担う高野山ケーブルカーの車両が、来年3月、55年ぶりに新しくなる。朱色がベースで、先頭部分は流線形のデザイン。運行する南海電気鉄道の担当者は、「訪日客が増えて国際的になっている、高野山のイメージを表した」と言う。

 大型の窓ガラスも特徴で、「斜面を自分でのぼりおりしているような臨場感を味わえる」という。

 和歌山県高野町の極楽橋駅と高野山駅の間の800メートル(高低差328メートル)を、約5分で結ぶ。1930年に開通し、64年に運行をはじめた今の車両は3代目だ。

 現行車両は11月に引退する。4代目となる新車両が運行を始めるまでの間は、バスが代行輸送するという。(中島嘉克)