【動画】名古屋市動物愛護センターが保護した猫=西岡矩毅撮影
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 名古屋市北区にある市営住宅の住人の女性が11日に強制退去処分される。飼われていた猫約40匹はすでに市動物愛護センターに移され、新しい飼い主を待つことになった。ただ、すでに「定員」はいっぱいで、職員らがなんとかやりくりしている状態だ。

 センターによると、猫の収容は約100匹までを想定。ほぼ埋まっていたため、今回受け入れた猫42匹の飼育には、空いている犬の飼育部屋を用いている。本来は、病気の有無や性格、施設の空き状況などに応じて殺処分される。だが、今回は河村たかし市長の指示ですべて保護する「異例」の措置だという。

 センターの鳴海大助管理指導係長は「すべての猫を救えるのが一番」と話す。今回の猫だけが救われることには複雑な思いもあり、「ほかの猫にしわ寄せがないようにしたい」と説明した。

 強制退去の発端は名古屋地裁判決だ。市は1月、市営住宅の一室で多数の猫を飼い、近隣住民に迷惑をかけているとして、住人に部屋の明け渡しなどを求めて提訴。名古屋地裁は、退去などを命じる判決を言い渡した。判決確定後も市営住宅に住み続けたため、市は地裁に強制執行を申し立てた。6月11日が明け渡し期限だ。

 残された猫は本来、殺処分も検…

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