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 藤井聡太七段の活躍などによる将棋人気を受けて、山形県天童市の天童将棋交流室が活況だ。管理運営する日本将棋連盟天童支部の高校生以下の会員数は、5月時点で過去最多の146人。「将棋のまち天童からプロ棋士を」。1986(昭和61)年から子ども向けの教室を続けてきた支部の期待は高まっている。

 4月中旬の土曜、午後1時からの少年少女将棋教室を訪ねた。午後2時までは入門・初心者が対象で、入りたての子が多い。指導役の天童支部役員が対局中の姿勢やいすの高さ、駒の向きなどをチェックする。大泉義美会長(72)は「背筋を伸ばせば間違いが少なくなるよ」と呼びかけた。

 対局のピークは、中級者以上が参加する午後3時過ぎ。約15枚の将棋盤が置けるテーブル席だけでは足りず、座敷に次々と将棋盤と駒、座布団が並べられた。座敷も対局者で埋まっていく。座布団なしで対局する子どもたちも。この日、子ども85人が受講し、うち3人が入会した。初めて来たという天童市内の小学5年の男児(10)は「考えるところが楽しい」と話した。

 天童支部によると、会員数は2…

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