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 国際移住機関(IOM、本部ジュネーブ)は6日、イエメン沖で少なくとも100人が乗った密航船が高波に襲われ、46人が死亡し、16人が行方不明になっていると明らかにした。乗っていたのは全員エチオピア人だとみられている。

 IOMによると、密航船は事故の前日、アフリカ東部ソマリアからアデン湾の対岸のイエメンに向かった。生存者の証言では、乗っていた人のうち大半がライフジャケットを着けておらず、着岸寸前で高波に見舞われてパニックになったという。

 エチオピアやソマリアなどアフリカ北東部からイエメンに向かった人は昨年だけで10万人に上るとされ、イエメン経由で生活水準が高い中東の湾岸諸国を目指しているとみられる。

 だが、密航中の事故が相次いでおり、昨年8月にはソマリアとエチオピアからイエメンに向かった平均年齢16歳の移民・難民計約280人が密航業者にボートから海へ突き落とされ、50人以上が死亡する事件も起きた。(アディスアベバ=石原孝

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