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 米ニューヨークの自宅で自殺したとみられる著名ファッションデザイナー、ケイト・スペードさん(当時55)の夫、アンディ・スペードさんが6日、米ニューヨーク・タイムズ紙に声明文を発表した。様々な臆測を呼んでいるケイトさんの死について「薬物やアルコールの依存症もなかった。ビジネスの問題もなかった」と説明した。

 声明によると、夫妻は10カ月ほど前から、数ブロック離れた場所で別居中だった。ただ娘は双方を行き来し、家族で一緒に食事をしたり休暇を過ごしたりしていたという。「私たちは離婚については話し合ったこともない」「35年間一緒だった。お互いを愛し、ただ休憩が必要だった」と記した。

 声明によると、ケイトさんは5年以上、定期的にうつ病の診察を受け、薬を服用しながら治療に努めていた。前夜の様子は「幸せそうで、兆候はなかった」という。

 米芸能メディア「TMZ」は、ケイトさんが残したメモについて、娘に宛てたメッセージだったと報じた。アンディさんは声明で「(ケイトさんが残した)娘に宛てた私的なメッセージがメディアに冷酷にも流出したことにがくぜんとしている」と批判した。(ニューヨーク=金成隆一)