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 高齢で体が衰えたり、障害があったりして、自力でトイレに行って排泄(はいせつ)することが難しい。そんな人たちを支援し、介護する側の負担を軽くするために期待されるのが、ロボット技術を使った機器だ。排泄にかかわるいろいろな場面を想定した商品がつくられ、一般家庭向けに売られるケースも少しずつ増えている。

 ロボットというと、ヒト型の機械をイメージしたくなる。でも少し違う。

 排泄支援を含む介護ロボットの開発を後押しする厚生労働省や経済産業省は、ロボットを「測る、判断する、動く」の三つの機能をもつシステムととらえていて、「これがロボット?」と思えるものもある。

 支援ロボットの一つに「自動排泄処理装置」がある。下腹部につけた専用のカップから便や尿を自動的にキャッチして吸引し、洗浄する。おむつを必要とするようなほぼ寝たきり状態の人が使うのを想定している。日本衛生材料工業連合会によると、大人の紙おむつの生産量は年々増え続けている。比較的若い世代の尿漏れ対策もあるが、「夜だけ」を含む高齢者の利用も多い。装置を使えば、夜間のおむつ交換が不要になるといった利点がある。

尿意をお知らせ、トイレをそばに…

 一方で最近は、本人の「できるだけ自分の力で、トイレでしたい」との希望をかなえるための機器が目立つ。

 その一つがトリプル・ダブリュー・ジャパン(東京都)の「DFree(ディーフリー)」。尿意をうまく感じ取れずに失禁しやすい人が対象だ。超音波装置で膀胱(ぼうこう)の大きさを測り、「そろそろ尿が出そう」のタイミングを介護者らに通知して、トイレに誘ってもらう。これまでは介護施設向けの商品だったが、今年7月から一般向けの販売(4万9800円、税別)を始める。

 同社はもともと、便意をキャッチできる機器を目指している。まだ開発中で完成してはいないが、中西敦士社長は「今年秋には、どんな製品になるかの仕様を発表したい」と話す。

 排泄には、トイレまでの行き来…

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