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 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、政府の情報収集衛星「レーダー6号機」を載せたH2Aロケット39号機の打ち上げ時刻を12日午後1時20分と発表した。台風5号の影響で当初の11日昼から延期していた。鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。

 情報収集衛星は、安全保障に関わる情報収集や大規模災害時の状況把握のため導入され、地上の物体をカメラのように撮影する光学衛星と、夜間や曇天でも地上を撮影できるレーダー衛星がある。レーダー6号は、設計寿命を過ぎたレーダー4号の後継機。打ち上げ後に調整を重ね、数カ月後に運用を始める予定。開発と打ち上げの費用は計350億円。

 情報収集衛星は現在、光学2機と、レーダー4機が運用中。政府は将来的に計10機体制の整備を目指しており、これまでに1兆円以上を投じてきた。(竹野内崇宏)