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 2025年万博の開催地を巡り、13日にパリで開かれる博覧会国際事務局(BIE)の総会で、京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(55)が日本の大阪万博構想をプレゼンテーションする。世界で初めてiPS細胞を作製し、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授の高い知名度を生かし、日本での開催に幅広い支持を得たい考えだ。

 複数の誘致関係者が明らかにした。総会では日本のほかにロシアとアゼルバイジャンが自国の万博構想を披露する。今回は3回目のプレゼンで、BIE加盟約170カ国の投票で開催地が決まる11月の総会を前に、最後の総会になる。

 25年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。健康で豊かに生きる新たな方法を探る「実験場」と位置づける。日本の優れた医療技術や健康への取り組みを示し、開催地としてふさわしいことをアピールする見通しだ。会場は大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で、150カ国の参加、2800万人の来場者を見込む。山中教授は外務省の万博誘致特使も務めている。