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 国際オリンピック委員会(IOC)は7日、6月23日の「オリンピックデー」にあわせて日本、韓国、北朝鮮、中国から卓球の五輪メダリストらをIOC本部があるスイス・ローザンヌに招き、親善試合を催すと発表した。日本からは2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪の女子団体メダリスト、福原愛選手(ANA)、昨年、史上最年少の14歳でワールドツアー優勝を飾った張本智和選手(エリートアカデミー)が選ばれている。

 中国は馬竜選手、丁寧選手のリオデジャネイロ五輪の男女金メダリストが参加。日本オリンピック委員会の竹田恒和会長をはじめ、4カ国の国内オリンピック委員会のトップも一堂に会する予定。平昌(ピョンチャン)冬季五輪(韓国)で南北融和を「仲介」した自負があるIOCのトーマス・バッハ会長は「この集いは五輪競技が朝鮮半島と周辺を巡る対話を促すことを示す新たな一歩。スポーツは人々をつなぐ懸け橋であり続けるべきだ」とコメントした。20年の東京、22年冬季の北京と、五輪を控える日中両国にも呼びかけたという。

 オリンピックデーは近代五輪の父、フランス人のクーベルタン男爵の提唱により、1894年にIOCがパリで誕生した日にちなんで制定された。(パリ=稲垣康介)