【動画】佐賀県鹿島市で、二枚貝アゲマキの漁が22年ぶりに再開
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 休漁が続いていた有明海特産の二枚貝「アゲマキ」の漁が8日、22年ぶりに復活した。佐賀県鹿島市の干潟で、同県有明海漁協所属の漁師6人が潟スキーを操りながら泥に手を突っ込み、採ったアゲマキを次々と箱に入れていった。

 この日採れたのは60キロほど。漁師の峰松一光さん(68)は「ぼちぼちかな。今から先、若い人も漁ができるようになるといい」と話した。9日から佐賀市などで販売される。

 アゲマキは農林水産省の統計で、1988年には県内で776トンの水揚げがあった。しかし原因不明の大量死で92年には1トンに激減し、97年からは漁業実態がない状態になっていた。県有明水産振興センター(同県小城市)が稚貝を放流するなどの試みを20年以上続け、近年は放流した稚貝が親となった天然貝がみられるようになっていた。(杉浦奈実)

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