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 トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスでの安倍晋三首相との日米首脳会談後の共同記者会見で、北朝鮮に対して「最大限の圧力」という言葉を使わない方針を打ち出していたことについて、「交渉の後、また使うかも知れない」と語った。トランプ氏は追加の経済制裁を用意していることも示唆し、北朝鮮に非核化に応じるよう牽制(けんせい)した形だ。

 トランプ氏は会見で「北朝鮮と友好的に交渉しているので、『最大限の圧力』は使わない」と改めて方針を繰り返した。その上で「米朝会談後、また使うかも知れない。交渉がどうだったかが分かるだろう。もし、私が『最大限の圧力』と言い出したら、交渉はうまくいかなかったと思って良い」と語った。

 トランプ氏はまた、「北朝鮮に対し、300以上の追加制裁リストを用意している。取引が出来るまで制裁を止めている」と強調。「圧力キャンペーンは変わっていない。現在の圧力はそのままだ。追加の制裁が必要なくなることを期待している」と述べ、北朝鮮側にクギを刺した。(ワシントン=土佐茂生)