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 日本記者クラブは8日、17日から予定していた中国・チベットへの記者団派遣を中止すると発表した。参加予定だった産経新聞記者のビザが中国側から出なかったためで、「特定メディア排除を求める中国政府の決定には、民主主義の基本である『言論・表現の自由』の観点から承認できない」とコメントした。

 同クラブによると、取材団には11社11人の記者が参加予定だった。ビザ申請のため、5月7日に11人の資料を中国大使館に送ったが、31日に大使館から「産経新聞記者にはビザを発給しないと中国政府が決めた」と連絡を受けた。同クラブは再考を求めたが、その見込みがないとして取材団全体の中止を決めたという。

 中国大使館は朝日新聞の取材に「ビザの必要資料が足りなかった」と説明している。同クラブによると、途中段階の資料では産経新聞の記者の職歴が抜けていたが、5月7日に提出した際は入っていたという。

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