[PR]

 22年ぶりに漁が復活した佐賀県の有明海特産の二枚貝「アゲマキ」。販売初日の9日、同県有明海漁協の直売所「まえうみ」(佐賀市)には久しぶりの味を楽しもうと、朝から長い列ができた。

 この日、店に用意されたのは約20キロ、70パック。朝の市場価格をもとに、大ぶりのものは12個入りで1200円、小ぶりのものは20個前後で千円で売り出したが、午前10時の開店前に整理券がなくなり、瞬く間に完売した。

 午前9時半ごろ来たという同県小城市の南里真澄さん(62)は「ぎりぎりだった。バター焼きにして食べます」。子どものころは自分で採ったこともあったといい、「だいでん(=誰でも)採れるとよかばってん……」と完全復活に期待した。

 同漁協の松尾修参事は「大反響で驚いている。買えなかった人もおり心苦しい。来年の漁期に向け、また育てていきたい」とうれしい悲鳴を上げていた。12日までは毎日店頭に並べる予定という。