UFOで強化だ 輪になってウサギ跳び・練習後は大盛り

柴田悠貴
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(高校野球)

 高知高専は高知県室戸市や幡多地域など遠方出身が多く、選手29人のうち24人は寮生だ。練習のグラウンドは寮から近いが、夕食の時間は午後7時まで。練習が終わるのは午後6時半ごろ。たまに食べ損なうこともある。

 「練習しても食事量が足りていない。太れないのが選手共通の悩み」と羽方裕統(ひろのり)主将(3年)は話す。育ち盛りの若者の腹を満たすのが、売店のカップ焼きそば。「UFO」の大盛りが一番人気だ。

 練習の締めに行う儀式の名前も「UFO」だ。選手全員が両手をつないで円盤のようになる。声を上げてウサギ跳びを120回しながらくるくる回る。自然と一体感が生まれ、絆が深まるという。

 校舎は、「高知龍馬空港」(南国市)と土佐湾に注ぐ物部川に挟まれ、ひっそりとたたずむ。創部は学校創立と同じ1963年。2007年には8強入りした。羽方主将は「100回大会は節目。みんなで思い出をつくりたい。今回はベスト8を目指したい」と話している。(柴田悠貴)