「アナ雪」製作の重鎮、退社へ セクハラ疑惑で半年休職

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 米ウォルト・ディズニー社は8日、同社のアニメ部門を率いるジョン・ラセター氏(61)が年末で退社すると発表した。大ヒット映画「アナと雪の女王」で製作総指揮を務めるなど、アニメ界の重鎮として知られたラセター氏は、社員へのセクハラ疑惑で昨年11月から半年間、休職していた。

 AP通信によると、ラセター氏は女性社員にキスしたり、望まれていない抱擁をしたりするなど、行き過ぎたスキンシップが問題になっていた。同氏は「(休職していた)6カ月間は私に、人生やキャリアについて思い返す時間を与えてくれた。来年からは新しい創作に挑戦すると決断した」との声明を出した。年内は顧問としてディズニー社にとどまるという。

 ラセター氏はディズニー社傘下で、CGアニメで知られる米ピクサー・アニメーション・スタジオの共同創業者。2006年にピクサー社がディズニー社に買収された後は、同社のアニメ部門を率いていた。「トイ・ストーリー」や「カーズ」で監督を、今年のアカデミー賞長編アニメ賞を受賞した「リメンバー・ミー」では製作総指揮を務めた。