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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕を前に、日本サッカー協会のシンボルマークであり熊野三山の守り神でもある八咫烏(やたがらす)(3本脚のカラス)をあしらった「熊野本宮ヤタガラスサッカー必勝祈念碑」が10日、熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)(和歌山県田辺市本宮町)そばに完成した。

 サッカー国際大会の前には日本サッカー協会の関係者が三山を参拝するのが恒例で、熱心なサポーターも全国から三山の地にやってくる。本宮町商工会の会員有志ら10人でつくるプロジェクト委員会は「勝利を願うサッカー関係者やサポーターが祈りを一つにする場を街なかにもつくろう」と考え、今年2月に制作の準備をスタート。14日の開幕にギリギリ間に合わせた。

 祈念碑は大阪・能勢石製で横2メートル、高さ1メートル。市内で産出した天然の丸石「ノジュール」(直径80センチ)2個をサッカーボールに見立てて手前に配している。費用200万円は委員会メンバーらで出し合った。

 除幕式には神職や県サッカー協会の役員、地元のサポーターら約40人が集まった。委員会代表で商工会長の渕上太志さん(50)は「大社創建2050年とW杯開催の年に、サッカーゆかりの本宮を全国にPRしたい」と話した。(東孝司)