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 パンダのぬいぐるみを県南部5市町のPR役に見立て、人から人へ託していく「紀州パンダリレーの旅」と題したイベントが11日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでスタートした。地域活性化グループ「紀州★ひろげ隊」(実行委員13人、事務局・白浜町)が初めて企画した。

 バトンにあたるバッグには、委員が手作りしたみなべ―すさみ町間の5市町の観光冊子とパンダのぬいぐるみが入っている。託された人はぬいぐるみと自らを写した画像や動画をフェイスブックなどに載せ、2泊3日以内に次の人へ渡す仕組み。隊では9月までにぬいぐるみが北海道から沖縄まで全国を旅することを期待している。

 この日、アドベンチャーワールドであった出発式でバッグが園側から白浜町長へ、次いですさみ町長、田辺市長、みなべ町副町長、上富田町長とリレーされ、最後に園に遊びに来ていた神戸市中央区の会社員福島隆史さん(33)と兵庫県西宮市の会社員下田真世さん(24)のカップルに託された。2人は「遠くまでつながるようにしたい」と話した。下田さんが知人にリレーするという。

 隊の西川福美会長(63)は「パンダをPRするのではなく、パンダにこの地域をアピールしてもらおうという、逆転の発想です」と話していた。(東孝司)