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 第41期朝日アマチュア将棋名人戦三番勝負(朝日新聞社主催、日本将棋連盟後援、日本アマチュア将棋連盟協力)は10日、静岡県伊豆市の旅館「鬼の栖(すみか)」で2日目があり、横山大樹(だいき)・朝日アマ名人(28)=札幌市白石区、会社員=が挑戦者の渡辺俊雄さん(48)=札幌市中央区、公務員=を通算2勝1敗で破り、初防衛を果たした。

 三番勝負は先に2勝した方が勝ち。9日の第1局では横山さんが勝ったが、10日午前に行われた第2局で渡辺さんが1勝を返し、決着は午後の第3局に持ち越された。第3局では矢倉模様から後手の渡辺さんが急戦を仕掛け、激しい戦いになった。渡辺さんにも何度かチャンスはあったが、横山さんが勝機をつかみ、135手で押し切った。

 初防衛を果たした横山さんは「全体的に苦しい時間帯が多かったが、いい将棋は指せた。来年以降もタイトルに恥じないよう活躍できたらと思う」、渡辺さんは「精いっぱいやったので仕方がない。負けたのは残念だが、アマ最強者に1勝を挙げたのでよかった」と話した。

 三番勝負の立会人を務めた加藤一二三・九段(78)は「どちらにも勝つチャンスがある勝負だった。今のアマ強豪の実力の高さを間近に見られてうれしかった」と話した。

 両者は今月開幕予定の第12回朝日杯将棋オープン戦でアマ代表として出場する。(村上耕司)

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