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 14日(日本時間15日)に開幕するワールドカップ(W杯)ロシア大会には、次世代のスター候補となる10代の選手が出場する。国際サッカー連盟(FIFA)が4日に発表した選手リストによると、736人中、7人が開幕を10代で迎える。欧州のビッグクラブで主力をはる選手もいれば、代表経験がなかったのに抜擢(ばってき)された選手もいる。

 最も注目される10代は、フランスのFWエムバペだ。19歳ながら、プラティニやジダンら同国のスーパースターが背負ってきた背番号10をつける。両親のルーツはアフリカ。爆発的なスピードと高い技術で得点を稼ぐ。9日の米国との親善試合では0―1の後半33分に右からのクロスを押しこみ、引き分けに持ち込んだ。

 欧州ではその実力が高く評価されている。昨年、フランス1部リーグのモナコに在籍していた際は、スペインのレアル・マドリードが約230億円の移籍金を用意して獲得に乗り出したと欧州メディアが伝えた。しかし、今季はフランス1部のパリ・サンジェルマンに期限付き移籍し、ブラジル代表のFWネイマールらとともにプレー。13ゴールを挙げ、チームの優勝に貢献した。W杯でもエムバペが活躍すれば、優勝から20年遠ざかるフランスが波に乗る可能性はある。

 DFで目を引くのは、イングランドのアレクサンダーアーノルドだ。今季欧州チャンピオンズリーグ準優勝のイングランド1部のリバプールに所属する19歳。右サイドバックとして鋭い突破力をもつ。代表での出場はなかったが、W杯メンバーに滑り込んだ。ロイター通信によると、サウスゲート監督は「彼が若いからという理由ではなく、それに値する選手だから選んだ」と語った。

 今大会の最年少は、19歳5カ月の豪州のFWアーザニだ。イランで生まれ、シドニーで育った。メルボルン・シティーに所属する。速いドリブルで仕掛けるのが得意だ。9日のハンガリーとの親善試合で代表初ゴールを挙げた。この他、1次リーグで日本と対戦するセネガルからは19歳の右サイドバックのワゲ、ナイジェリアからは19歳の身長196センチのGKウゾホが出場する。

 W杯史上最年少出場は、198…

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