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 駅全体がピンク色に塗られた「恋がかなう駅」として知られる智頭急行・恋山形駅(鳥取県智頭町)の駅前に、地元の特産・智頭杉製の「恋の待合室」ができた。9日にお披露目された。

 待合室は広さ10平方メートルで、屋根がピンク色に塗られている。1日の乗降客が平均5人程度の無人駅だが、車で訪れる観光客が多い。駅につるせるハート形の絵馬やキーホルダーといったグッズが買える自動販売機を設置し、ベンチの前にハート形のピンク色のテーブルを備え付けた。

 人を呼ぶ「来い」と「恋」をかけて、開業時に住民の希望で名付けた恋山形駅。駅名の「恋」にちなんで5年前に駅をピンク色にリニューアルして以来、ピンク色の「恋ポスト」や駅前の「恋ロード」など年々、ピンク色を増やしてきた。

 この日は沿線の星空をデザインしたイベント車両「あまつぼし」も5周年記念の貸し切り列車として運行。乗って訪れた東京都の鉄道ファン、杉山聡さん(52)と江利子さん(46)夫妻は「何度か来ているけれど、待合室があると駅でゆっくりできていいですね。(智頭駅や列車内で販売していた)グッズをここ(恋山形駅)で買えるのがうれしい」と話した。(斉藤智子)