[PR]

 トランプ米大統領に詰め寄っているようにみえるドイツのメルケル首相、間に立って腕を組む安倍晋三首相――。カナダ東部のシャルルボワで8~9日に開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、協議の様子を写した写真がソーシャルメディアで話題だ。同じ場面の写真でも、各国がインターネット上に投稿した写真は違う角度で撮られたもので、それぞれの立場が垣間見える。

 G7サミットでは、トランプ米政権が打ち出した鉄鋼・アルミ製品への高関税措置をめぐり、激しいやりとりが交わされた。

 通常の話し合いとは別に、8日深夜や9日の朝食後、各国首脳らによるひざ詰めの協議が開かれたという。写真はその模様を切りとったものとみられるが、各国とも自国のトップが中心となり、活躍ぶりを際立たせるべく撮影したことがよくわかる。

 開催国のカナダ首相府が協議の写真をメディアに提供したほか、安倍首相は首相官邸のフェイスブックなどで、ドイツ、フランス、イタリアなどの各首脳らもツイッターなどに写真を投稿した。米ホワイトハウスのサンダース報道官がツイッターに上げた写真は、トランプ氏が真ん中にいて周囲の首脳らを説得しているようにも見える。だが、なぜか写真はモノクロだ。(伊藤喜之)