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1985年・決勝

 一回裏、PL学園の1番内匠が外角の変化球を流し打つと、打球は左中間へ上がった。宇部商のレフトを守るのはエース田上。不慣れな上に先発登板できず、複雑な心境でいた。「思わず目をつぶった」と玉国監督。田上はしかし、背走しながら打球を好捕する。

 「あれが抜けていたら、ガタガタになったかもしれん」とマウンドの古谷も振り返るプレーで、宇部商の奮闘が始まった。

 本来レフトを守るはずだった藤…

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