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 大分県中津市耶馬渓町の土砂崩落で被災した耶馬渓中学3年の飛瀬綾音(あやね)さん(14)に、水上スキー仲間たちが板やウェットスーツなど競技用具一式を贈った。発生から2カ月が過ぎたが、いまも綾音さんは避難生活を送る。ぬくもりのこもった用具を手に、「早く滑りたいな」と話している。

 綾音さんの自宅は4月11日未明、大量の土砂に襲われた。祖母、母親と一緒に何とか逃げ出したが、建物はほぼ全壊。一家は耶馬渓町内に家を借りて暮らす。周囲の3軒は土砂につぶされ、6人が亡くなった。

 綾音さんが水上スキーを始めたのは小学生のとき。耶馬渓ダム湖で水上スポーツをするクラブに所属し、町内の人たちに教わってきた。指導する中村大悟さん(36)は「年下のクラブ員をひとりぼっちにしない、面倒見のいい子」。中学1年の時には、全国ジュニア選手権の17歳以下女子ジャンプ競技で優勝した。

 用具のプレゼントは、町内に住…

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