[PR]

 関西空港を拠点とする格安航空会社のピーチ・アビエーションは、11日の関空発成田行きのMM311便の60代男性パイロットが、航空機の操縦が可能な健康状態であることを示す航空身体検査証明書を携帯せずに乗務していたと発表した。

 同社によると、このパイロットの証明書は今月7日に更新されていたが、社内の担当者とパイロットの両方が乗務前に受け渡しと受け取りを失念していたという。パイロットは証明書更新後、航空機に乗務するのはこの日が初めてだった。

 成田に到着後、社内の担当者が航空法で携帯を定められた証明書を渡していないことに気付き、同社はこのパイロットに後の便に乗務しないよう指示。

 代わりのパイロットを手配するため、同じ機体で同日運航した成田―福岡、福岡―新千歳、新千歳―関空の3便の出発が最大約3時間半遅れ、計約480人に影響が出た。