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 米朝首脳会談で朝鮮半島情勢が好転するとの期待で、12日の東京株式市場は日経平均株価が一時、200円超値上がりし、取引時間中としては3週間ぶりに2万3000円台を回復した。終値は前日終値より74円31銭(0・33%)高い2万2878円35銭で、2営業日連続で上昇した。

 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同5・98ポイント(0・33%)高い1792・82。出来高は12億3千万株。会談への期待から幅広い銘柄が買われ、日経平均は170円超値上がりして取引を開始。直後に2万3011円57銭の高値を付けた。その後、利益確定の売りが出て値下がりする場面もあったが、午後からは、両国首脳が合意文書に署名するとのニュースが伝わると、上げ幅が拡大した。

 東京外国為替市場でもドルを買う動きが強まり、午後5時時点では前日同時刻より35銭円安ドル高の1ドル=110円31~33銭をつけた。

 SMBC日興証券の太田千尋氏は「市場はおおむね会談を好意的に受け止めたが、取引時間中は会談内容の詳細が分からず、様子見の投資家も多かった。今後、合意内容を具体化していく過程が注目され、市場はその都度、反応していくだろう」と話した。(大和田武士)

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