岡山県の田舎町で育った私は、ヒデキ(西城秀樹)を追いかけコンサートに通うほどのファンではありませんでした。でも当時は、歌番組を見て「ヒデキッ」と叫んでいるだけで立派なファンと言えたのです。
ヒデキ、ヒロミ(郷ひろみ)、ゴロー(野口五郎)の「新御三家」の人気が定着した1970年代前半、私は小学生でした。みんなが誰かのファンでクラス全員が歌番組を見ていた。翌日「3人のうち誰が好きか」で女の子同士、盛り上がりました。
ヒロミが好きな理由は「かわいいー」だったし、ゴローの歌のうまさにひかれる子もいました。その中で私がヒデキを好きだった理由は、一番男というか、「オス」の匂いを漂わせていたからです。当時は子どもでその魅力を「エロさ」という言葉にはできなかったけど、自分が何にひかれるかを意識し、モヤモヤしていました。性のめざめの時期と重なっていたんです。
エロさの源は、容姿やステージ…
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