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 歴史的な米国と北朝鮮の首脳会談を受け、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は12日、「成功を熱烈に祝い、歓迎する」との談話を出した。南北関係を進めるには米朝関係の改善が不可欠と主張してきた文氏にとって「会談開催そのものが成果」(韓国外交関係者)で、ひとまず安堵(あんど)した形だ。だが、米朝の「蜜月」の演出で今後、米朝が韓国の頭越しで物事を決めるリスクも抱える。

 「韓(朝鮮)半島はもちろん、世界の平和のための大きな土台を築いた」

 文氏は12日夜、トランプ米大統領と電話協議し、会談成果を絶賛した。韓国大統領府によると、両首脳は合意を速やかに完全に履行していくため、緊密に協議していくことで一致した。

 文氏は元々、5月22日にワシントンでトランプ氏と会談した際、米朝首脳会談に併せて、シンガポールで北朝鮮を交えた3カ国会談を開きたいと主張していた。トランプ氏が「途中で席を蹴る」という可能性に備え、文氏が会談の主導権を確保する狙いがあった。

 だが、ふたを開けると、トランプ氏は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と「また会う。何度でも会うつもりだ」と表明した。

 文氏は5月下旬、トランプ氏が米朝会談の中止を表明した直後、正恩氏の求めで2度目の南北首脳会談に応じた。正恩氏が米朝会談への意思をアピールする機会をつくり、存在感を示した。2人の蜜月は歓迎すべきだが、今後こうした役割は低下する可能性がある。

 さらに、トランプ氏と正恩氏が…

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