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患者を生きる・スポーツ「アキレス腱断裂」(2)

 2015年12月、福島県立磐城高校2年生だった倉嶋倫子(りんこ)さん(20)は、剣道の試合中、アキレス腱(けん)を断裂した。

 搬送先の病院が自宅から60キロメートル以上離れていたことから、治療は自宅近くの「見城(けんじょう)整形外科クリニック」に通うことにした。

 アキレス腱断裂の治療は二つある。腱を糸で縫い合わせた後にギプスで固定する「手術療法」と、つま先を伸ばした状態でギプスで固定し、腱が自然につくのを待って、徐々に足首を直角に近づけていく「保存療法」だ。

 ギプスを外せるのは手術療法の方が早い。しかし、院長の見城知巳(ともみ)医師(53)は、入院せずに済み、手術の痕が残らないことから、「保存療法」を勧めた。

 治療方針は決まったが、剣道に…

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