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 海津市海津町の市歴史民俗資料館で、古くから輪中など低湿地の稲作農法として普及した堀田(ほりた)の田植えがあった。地元の小学生も参加し、伝統農法を体験した。

 堀田は盛り土をした「堀上田(ほりあげた)」と土を掘って水路になった「堀潰(ほりつぶ)れ」の総称。田舟を使って水路を行き来しながら作業したことから田舟農業とも呼ばれた。市によると、市内では昭和40年代前半に、土地改良によって姿を消し、同館で復元されている。

 毎年、市立小学校の児童が堀田での田植えを体験している。今年も4校の4、5年生、計約160人が参加した。市立高須小学校の児童らは、「気持ちいい」と楽しげな声を上げながら素足で田んぼに入り、田植えに取り組んでいた。

 植えたもち米は、秋に収穫し、餅つきをする予定という。(古沢孝樹)