[PR]

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が昨春、一部で解除された福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長(69)が13日、町議会に辞職願を提出した。辞職は30日付。昨年12月から体調不良のため入退院を繰り返していた。

 馬場氏は浪江町議や福島県議を経て2007年の町長選で初当選し、現在3期目。辞職願には「日常健康生活が非常に困難という医師の所見がまとまりました。重責をといていただきたく申請いたします」などと書かれていた。

 町長選は議会から町選挙管理委員会に辞職決定が通知された翌日から50日以内に行われるが、避難中の有権者が多数いることや、7月末の伝統行事「相馬野馬追」を避けるため、8月初旬になる見通し。

 住民票に基づく町の人口は5月末時点で1万7819人。町によると、実際に住んでいるのは747人で、大半は県内外に避難している。