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 石川県といしかわ動物園(石川県能美市徳山町)は13日、国の特別天然記念物のライチョウが人工繁殖で3羽孵化(ふか)したと発表した。同園が富山市ファミリーパークから7日に受精卵三つを受け入れ、孵卵器で温めていた。

 孵化したのは13日早朝。体長はいずれも約7・5センチで体重は15・8~16・9グラム。性別はまだ分からないという。同園の飼育担当者によると、ケージに移したヒナは「ピヨピヨ」と鳴き声を上げ、元気に歩き回っているという。孵化後2週間程度は体調を崩しやすいため、慎重に飼育に取りくんでいくとしている。

 いしかわ動物園はライチョウの繁殖に取り組む全国5施設の一つ。昨年は四つの受精卵を受け入れ、一つが孵化したが、三つは発育を中止。孵化したヒナは生後5日目に死んだ。(伊藤稔)