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 自宅で受診し、薬剤も郵送――。愛知県は今年度、山間部や離島を対象に、テレビ電話などを使ったオンライン診療と、遠隔の服薬指導を始める方針だ。近く開かれる国家戦略特区諮問会議で認められる見込みだという。

 計画では、患者はテレビ電話などを利用して自宅で受診。医療機関は、処方箋(せん)の写しをファクスや郵便で患者と薬局に送る。これをもとに、薬剤師が自宅にいる患者にテレビ電話などで服薬指導を行い、薬を郵送する流れだ。

 県によると、これまでもオンラインでの診療は認められていたが、薬の販売には薬剤師と患者が対面する必要があった。

 今回、県は国家戦略特区制度を活用し、服薬の遠隔指導ができる地域を新たに設ける。西尾市の佐久島や南知多町の篠島のほか、山間部の新城市、設楽町、東栄町、豊根村の人が利用できる見込み。ただ、新城市の市街地など近くに薬局がある人は対象外になる。

 大村秀章知事は「離島や三河山間地域の医療がさらに充実する。準備を進めていきたい」としている。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(北上田剛)