群馬)御巣鷹地下に秘密基地? 神流川発電所

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山崎輝史
【動画】神流川発電所の見学ツアーの様子=山崎輝史撮影
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 1985年夏、日航ジャンボ機が墜落した群馬県上野村御巣鷹の尾根。その険しい山中に秘密基地のような巨大な発電所があると聞き、訪ねてみた。

 その名は神流川発電所。今、東京電力ホールディングス管内で一般の人が唯一見学できる水力発電所だ。ふもとの「見学ツアーステーション」から専用のバスで向かう。御巣鷹の尾根へ通じる道を途中で分かれてトンネルに入る。傾斜は約9度。トレーラーが安全に荷物を運べる限界の勾配という。吸い込まれるような不思議な感覚を抱きながら潜り続け、30分で地下発電所入り口に着く。

 ヘルメットとトランシーバーを装着。厳重に守られた扉を開けて中へ。圧巻の大きさだ。地表から500メートルの地下空間に高さ52メートル、幅33メートル、長さ216メートル。案内する東電の兵藤香さんは「ジャンボジェットが3機入ります」と解説する。普段は無人だが温度は年間を通じ約20度に保たれる。訪れる人間のためでなく、機械を冷やすためだ。

 発電所は上部の南相木ダム(…

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