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 サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトのアラブ4カ国が、昨年6月5日にカタールとの断交を発表して1年が過ぎた。4カ国はイランとの関係縮小などを求めて経済封鎖したが、カタールはイランとの結びつきを強める裏目に出た。両者に歩み寄る姿勢は見られず、対立解消のめどは立たない。

 カタールの首都ドーハ中心部から北に約50キロの砂漠地帯。東京ドーム55個分にあたる約260万平方メートルの敷地に牛舎が並ぶ。外気が40度を超す中、気温25度前後に保たれた牛舎で飼育される乳牛約1万頭は、カタールの乳業大手バラドナ社が断交後に米国やドイツから輸入した。1日に牛乳10万リットル以上を生産する。

 カタールは乳製品をサウジからの輸入に頼ってきたため、断交直後は品薄になった。だが、自国での生産を強化し、今では国内需要の8割を自国でまかなえる。バラドナ社幹部は「断交の混乱を良い方向に変えることができた」と語る。

 4カ国が断交して経済封鎖したのは、カタールがイランに接近していることを問題視したためだ。リーダーのサウジは中東の覇権をめぐってイランと対立関係にあり、国交回復の条件にイランとの関係縮小などを求めている。

 だが断交後、カタールは逆にイ…

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