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 死者17人、行方不明者6人の犠牲を出した岩手・宮城内陸地震の発生から14日で10年がたった。土石流が直撃し、経営者家族や従業員、宿泊客の計7人が亡くなった宮城県栗原市耕英地区の駒の湯温泉。遺族や地元住民ら30人ほどが近くの慰霊碑前で、地震発生時刻の午前8時43分に合わせ、祈りを捧げた。

 温泉で働いていた高橋恵子さん(当時55)の長女菅原恵美さん(41)は「10年たっても母に会いたい気持ちは変わらない。色々な災害が起こっているが、せめて14日だけでもこの地震のことを思い出して欲しい」と目に涙を浮かべた。(福留庸友)