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 福岡県警大牟田署は14日、昨年12月に大牟田市内の川に停泊中の漁船に放火したとして、同市岬の無職木下和也容疑者(52)を非現住建造物等放火などの疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。

 同署によると、昨年12月26日午後7時50分ごろ、同市の堂面川に停泊していたノリ漁師の70代男性が所有する小型漁船に侵入し火をつけた疑いがある。ほかの漁船にも延焼し、計13隻が燃えた。木下容疑者と男性との間にトラブルがあったという情報があるという。

 堂面川河口付近の有明海ではノリ養殖が盛ん。同市の60代ノリ漁師によると、出火したのは冬場の「冷凍網」の張り込み解禁前夜で、多くの漁船が係留されていた。養殖の資材や船が燃えたため、海にノリ網を張る作業が遅れ、生産量にも影響したという。