拡大する写真・図版 熟練作業員の指導を受けながら加工作業を確認するインドネシア人実習生(左)=北九州市八幡西区の上津役製作所

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 深刻な人手不足を背景に、製造業の中小企業で外国人技能実習生の受け入れが広がっている。技能実習制度の前提である「日本の技術を途上国に移転する国際協力」を意識しつつも、労働力として制度に頼らざるを得ない実情がある。

 北九州市にある金属加工の上津役(こうじゃく)製作所では、2人のインドネシア人が溶接を中心に加工などにたずさわる。昨年4月から受け入れた外国人技能実習生だ。

 同社は金属板を折り曲げたり、丸めたりする「曲げ加工」を得意としている。手間がかかるため、てがけるのをやめる企業も多く仕事は増加傾向だ。

 同社は6年前にも一度、インドネシア人を受け入れた。当時は「会社に新しい風を入れたい」などの思いがあった。3年の実習期間後は、再び日本人の採用に取り組んできた。しかし、最近は求人を出してもほとんど応募がない。再び頼ったのが外国人人材だった。

 現在の2人に加え、7月には新たに1人受け入れる。今後さらに1人増やして計4人にする。小林正広社長は「貴重な人材になっている。実習生は期間が限られる。本当は終身雇用したいほど」と話す。

 3年前からインドネシア人を受…

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