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 アフガニスタンに派遣されていたオーストラリア陸軍の兵士が、軍用車両にナチスのかぎ十字の旗を掲げていたことが14日、豪公共放送ABCの報道で明らかになった。その様子を写した写真をABCが関係者から入手した。豪国防省は、写真は2007年に撮影されたもので「全面的に不適切な行為」と認めた。

 豪国防省によると、ナチスの旗を掲げた兵士はその場で注意を受け、その後、カウンセリングを受けた。この旗を見た兵士全員も問題点について教育を受けたという。旗は廃棄したとし、国防省報道官は「豪軍は、この旗が表す忌まわしいすべてのことを認めない」としている。

 アフガンに派遣された豪軍を巡っては、陸軍の特殊部隊の兵士が住民に残虐行為をしていた疑いが浮上したばかり。ABCは「軍の文化に懸念」と伝えている。(小暮哲夫)